今後はサイズや素材面の充実も
「床ずれ予防ベッド」(ヤマヒサ)
「おむつ」が老犬用介護用品の中で一番高い人気を誇っている理由は、室外ではなく室内でペットを飼う人が増えているためで、突然の失禁に対応せざるを得ないからだ。
「歩行補助ハーネス」や「お散歩カート」の需要も伸びているが、これは、高齢になったペットにも、「たまには外の空気を吸わせてあげたい」という飼い主の親心が働いているためらしい。
前出のヤマヒサ・櫛部さんは、
「今後はサイズや素材(防水)などの面もさらに充実させ、ペットが快適に過ごせる介護用品の開発に努めていきたいと考えています。飼い主の方々と意見交換をしながら、互いにサポートしあえる関係になればいいですね」
と今後の展望を語っている。