「子どもの絵画コンクール」に絡めてユニセフに寄付
絵画を通じて世界の子どもたちを支援する取り組みとしては、日本製粉が08年から「子ども絵画コンクール」を実施、9月15日まで作品を募集中だ。テーマは「世界のみんなの笑顔」。夏の思い出を絵にしてもらって、応募1点につき100円を、同社がユニセフに寄付する。
同社は06年から、創立110周年事業のひとつとして、ホームページを1クリックするごとに1円を寄付する「クリック募金」も実施している。さらに08年2月からはモバイルクリック募金も開始。この3月末には1147万4709円をユニセフに寄付した。
一方、通信教育などのZ会は05年春、小学1年生から大学受験までの12年間の通信教育コースが完成したことを記念して、試験を受けた子どもたちの答案用紙1枚につき2円(マークシート答案は1円)を、寄付に充てる取り組みを実施した。日本の子どもたちは、世界の子どもたちがすべて恵まれた教育環境にあるわけではないことを、答案用紙を通じて知ることになるという試みだ。
この年の5月末に締め切り、288万4288円をユニセフに寄付した。