今朝地元紙のDaily Pilotを読んでいたら、Newport Beachと隣町のCosta Mesaを舞台にしたreality showをMTVが新しく撮影中との記事が出ていました。
テレビ番組にも登場する人気「カップケーキ屋」
Sprinkles Cupcakesのカップケーキ、モカ(左)とレモン(右)
私が住むOrange County(以下OC)が舞台のTV番組はといえば、一番有名なのは日本でも放映されている「The O.C.」でしょう。それ以外には「Laguna Beach」や、地元の高校(Newport Harbor)出身の子の生活を描いたreality show、「Newport Harbor: The Real Orange County」なるものも。ハリウッドやビバリー・ヒルズだけではネタがつきてOCに目をつけたのでしょうね。
今度の主役はNewport Beach在住で地元の高校を卒業したばかりのファッションに興味があってお洒落な男性だそう。そんな彼の行きつけのヘアーサロンやタトゥーショップなどで撮影が進んでいるそうですが、その一つが「Sprinkles Cupcakes」というカップケーキ屋さん。ちなみにここは私が最近はまっているお店でもあります。
「Sprinkles Cupcakes」の人気の秘密は?
お客が絶えない人気店「Sprinkles Cupcakes」
初出店はビバリー・ヒルズのこのお店。大きさはアメリカサイズですが、お値段は1個3.5ドルとアメリカのお菓子にしては高め。それでもNewport Beachにある支店は人が絶えず、午後になると行列ができています。人気の秘密を考えてみました。
その1 おいしさ:アメリカの一般的なカップケーキにしては甘さひかえめ。ボトムのケーキの部分はしっとりとして、フレーバーによって違う味がまたいい。ただトップのクリームの部分はやはり強烈な甘さなので、スポンジの部分と食べるとちょうどよいかな。
その2 お洒落:フローズンヨーグルトショップのPinkberry同様、ガラス張りの外観で、店内のインテリアはシンプル。
その3 セレブ感:お洒落でお金持ちの地域に出店
その4 くせになる甘さ:毎日食べていたら飽きそうだが、Krispy Kremeと同様、突然無性に食べたくなる癖になる甘さ
その5 フレーバーの多さに日替わりでの提供:フレーバーは全部で22種類(2008年8月13日時点)あるのですが定番と期間限定商品から成っています。そして全種類が毎日店頭に並んでいるわけではなく、曜日によって買うことのできる種類が違うのです。これらはきちんとスケジュールされていて、それはネットでもみることができます。
ちなみに私はまだ食べていない味を制覇すべく、店頭でもらえるこのスケジュールを冷蔵庫に貼って次は何時行こうかと考えるのが楽しみです。
日本でも東京ミッドタウンに出店予定
アメリカ人の年配の友人は「ここのカップケーキは高くてKrispy Kreamのように甘いわ」といってあまり関心がないようです。
Krispy Kremeといえば、私がOCにきたばかりのころはその人気はまだまだ健在で、店舗数も少なかったため、焼きたてを食べたいがために遠くにある店までいったものです。その後、急激に店舗を増やしたのと、ダイエットブームの影響で利用者が減り、株価が下がったかと思ったら、ほとんどのお店が閉店に追い込まれました。唯一残っている近く(といっても車で30分)のお店も閑散としていて、朝いかないと焼きたては手に入らなくなりました。
さてこちらのプリスクールなどではお誕生日がくるとケーキなどを差し入れしてクラスでお祝いしてもらうのですが、たいていがかわいく装飾されたカップケーキです。トム・クルーズは子供のスリちゃんの誕生日用にSprinkles Cupcakesを利用したそうです。
アメリカ国内外に店舗拡大しつつあるsprinkles cupcakes。東京ではミッドタウンに出店?
野村香奈