日本人にはなじみにくい? 米国の「サニタイザー文化」

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使った後の「ヌルヌル感」になじめない

purellの携帯ホルダーつきサニタイザー
purellの携帯ホルダーつきサニタイザー

   最近では、携帯用のミニサイズで、持ち運びやすいようにホルダーがついているものも登場。バッグに提げている友人もいます。

   私自身は、実は未だに慣れないこのサニタイザー。理由は使った後のヌルヌル感と、「手はきちんと石けんで洗うもの」という習慣が身に付いているせいか、「きちんと洗わないできれいになるはずがない」と思ってしまうためです。

   ただ便利なのも確かで幼い子供と2人、フードコートで食事をするとき、手を洗いにトイレにいきたくても、トイレが遠くて荷物の多い子供連れにはつらい、とか、子供が空腹を我慢できずに今すぐ食べたい……というときには、これがあれば助かるのです。

   公園遊びの後にさっと一拭きさせてお菓子を食べさせる友人もいます。もちろんウェット・ティッシュもありますが、携帯のしやすさからいうとミニのサニタイザーは便利。

   初めて使ったサニタイザーは友人から以前プレゼントされたもので、Bath & Body Worksの香りのある子供用携帯タイプ。もう販売されていませんが、今、携帯用としてでているのはHand Foam($4)とHand Gel($1.5)で、こちらも香りの種類がいくつかあります。Bath& Body Worksはサニタイザーだけでなく、ハンドソープシリーズも日本のおみやげにも喜ばれる品でもあります。

   サニタイザーは娘も喜んで使っているのですが、なぜかつけたあとに、手を洗ったり、「タオルちょうだい」と手を拭いたり……。どうもおしぼりのほうを好んで使う親同様、サニタイザー文化にはなじんでいないようです。

野村香奈

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