日本酒や米ぬかを使って、手軽に作れる
古くから、へちまから取った水(へちま水)を利用した化粧水や、薄切りにしたきゅうりを顔に直に貼るパックが知られているが、他にも色々な食材を使って自分で化粧品を作ることができるようだ。東京ガスのホームページ内の「食の生活110番Q&A」には、身近な食材で簡単にできるものが紹介されている。
・日本酒を使った化粧水
日本酒2カップにレモン1個を丸ごと入れ密閉し、冷蔵庫で2~3カ月ねかす。その後レモンを取り出す。有機酸が古くなった角質層に働きかけ、シワの予防や水分保持能力を高める。
・米ぬかのパック
米ぬかと小麦粉を6対4の割合で混ぜ、水を少しずつ加えながら糊状にする。顔などに塗り乾いたら洗い流す。ぬかのビタミンEや油分が肌の表面の角質層を潤し、しっとりさせる。
・ヨーグルト・昆布パック
昆布に2倍のぬるま湯を注ぎ、ミキサーでドロドロにする。流れない程度にヨーグルトを加える。ヨーグルトの乳酸とたんぱく質、昆布のミネラル分が肌に栄養を与えなめらかにする。
他にも梅干やゆずの種を使った化粧水などが紹介されている。簡単で、何より安心できる材料で化粧品を作れるのが魅力的だ。一方、手作り化粧品には注意も必要だ。使用する前に必ずパッチテストを行うこと、防腐剤が入っていないので冷蔵庫で保存することと、ホームページでは注意を呼びかけている。