隠れ目的は「マンガ家の才能発掘」
最終ページは額に入れて納品されるサービスも。結婚式の日付入だ
今回の企画には、鳥海社長や西本さん自身が無類のマンガ好きであることも大いに関係している。「結婚物語」の表現手段がマンガとなったのは、世界に誇れる日本のマンガを積極的に活用していこうという意図もある。
「サクラコミックス」のスタートにあたり、同社は協力してくれる漫画家を募り、約50人の中からアダルト向けでないことや画風がかぶらないことなどを条件に10人とパートナー契約を結んだ。
「せっかくデビューしても思うように才能を発揮できず、埋もれている漫画家さんって世にたくさんいますよね。そんな方々に仕事の機会を与えたい、という気持ちも強いです」 まだ始まったばかりの「結婚物語マンガ化サービス」だが、注文依頼は早くも相次いでいるという。
別れの危機のようなひと波乱も、現在を形作る大切なエピソードに変えてくれるのが物語の力。これから結婚式を控えている人はぜひ検討してみてはいかがだろうか。