テレビや映画で活躍する女優たちの楽屋にある、ライトが並んだメイクアップミラー。その鏡を手のひらサイズにした「女優ミラー」という変わった手鏡が、女性たちの注目を集めている。
鏡を開けば8個のLEDライトが光り輝く
鏡の両脇のLEDライトが華やかに光る
女優ミラーは、ファッション雑貨の企画・販売のトレインが2008年3月に発売したLEDライト付きのデコレーションミラー。鏡の左右に4つずつ、計8個のLEDライトがついてて、スイッチ一つでライトが光り輝く。まるで女優のような気分が味わえる、というわけだ。
気分だけでなく、実用性もある。ライトのおかげで、自動車の中やクラブなどの暗い場所でもメイク直しができる。そのため、幅広い年代の女性の間で話題になっている。
「携帯にはデコするのに、いままで鏡はないがしろの存在にされていた」
こう話すのは、女優ミラーの広報担当の伏木照美さんだ。
「鏡は、お財布や携帯電話と並んで、女性の鞄の中に必ずあるものなので、すべての女性が持っていて楽しい気分になってもらいたい」
という想いが、女優ミラーの商品化につながった。
デザインは、ハートのデザインのキュートなものから、ヒョウ柄のセクシーなものまで、幅広い。その日のファッションに合わせて、手にするミラーを変えることもできる。
外見と同じく、いやそれ以上にインパクトがあるのが「女優ミラー」というネーミング。この名前は、たまたま鏡のサンプルを見た女優の川島なお美さんの
「まるで女優さんの楽屋にある鏡に似ている」
という一言がきっかけでつけられたという。