渋谷に行ったらのぞいてみよう 「Francfranc」旗艦店オープン

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   2008年7月18日、渋谷の真ん中にFrancfranc(フランフラン)が初めての旗艦店「SHIBUYA Francfranc」をオープンする。4フロアを占めるこの店舗では、他にない工夫をし続けるそうだ。オープン直前の忙しい中、この店の中を案内してもらった。

最大の特徴はさまざまな分野とのコラボレーション

渋谷にオープンする旗艦店「SHIBUYA Francfranc」
渋谷にオープンする旗艦店「SHIBUYA Francfranc」

   店内の様々なサインも気が利いている。どのフロアにどんなものが売られているのかもピクトグラムでわかりやすく案内されている。社内のデザイナーがすべてのサインをデザインしたのだそうだ。このように細部に手が入っていると空間に統一感が生まれる。

   この店の最大の取組みは様々な分野とのコラボレーション。他の分野の物作りの発想を取り入れていこうという試みだ。そう言えば、丁度いいタイミングでドコモからFrancfrancケータイと名付けられた「N706i」が登場している。

   店内でまず目につくのがセレクトショップ「FREE'S SHOP」とのファッションのコラボレーション。「LOVE FOR PEACE」の文字で埋め尽くされたインテリアや雑貨が、その一角を普通のFrancfrancから違ったものにしている。ただ相手の名前をもらった、というのではなく物作りをきちんとしているのがわかる。

坂井直樹




◆坂井 直樹 プロフィール

坂井直樹氏
ウォーターデザインスコープ代表/コンセプター。1947年京都市出身。京都市芸術大学デザイン科入学後、渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立。ヒッピー達とTattooT-shirtを売り、大当たりする。帰国後、ウォータースタジオを設立し、日産「Be-1」「PAO」のヒット商品を世に送りだし、フューチャーレトロブームを創出した。2004年デザイン会社、ウォーターデザインスコープ社を設立し、ケイタイを初めとした数々のプロダクトを手がける。現在auの外部デザイン・ディレクター。07年9月、新メディアサイト「emo-TV」を立ち上げる。同年12月には、日常の出来事をきっかけにデザインの思想やビジネスコンセプトを書きつづった「デザインの深読み」(トランスワールドジャパン刊)を著した。

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