コンビニが「たばこ屋」に変身? 「タスポ特需」を強烈アピール

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「タスポ効果」でたばこ以外の商品も売れる

たばこ販売を強化しているのは、どこのコンビニも同じだ
たばこ販売を強化しているのは、どこのコンビニも同じだ

   だが、コンビニにとっては「タスポ特需」は売り上げ増をはかるビッグチャンス。このチャンスをものにしようと、都内のコンビニでは、たばこを置くスペースを拡充したり、店頭に「たばこ」ののぼりを立てたり、コーヒーのプレゼントをつけたりして、愛煙家の呼び込みを強化している。

   東京よりも早くタスポが始まった鹿児島県のローソンでは、3月の売り上げが6割増えたという。08年3~5月期の業績が好調だった同社の新浪剛史社長は

「taspoの導入効果による客数増加が他の商品売上にも好影響をもたらした」

と会社サイトで述べており、東京でも同様の効果が期待できるとみられる。

   都内のコンビニを見たところ、特にローソンが"たばこキャンペーン"を強化しているように感じられたので、ローソンの広報に聞いてみた。しかし、返ってきたのは、

「たばこのキャンペーンを全店で統一的にやっているわけではありません。販売方法は店舗ごとに違いますから……」

という答えだった。

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