一度履いたらやめられない「フィット感」
「TOOT」ブランドのボクサーブリーフ。写真のようなカラフルなものが並ぶ
「男性も、洋服を選ぶように下着を選び始めたのでは?」
そう話すのは、「TOOT(トゥート)」ブランドで下着を販売するティー・プレイ社の大石卓社長。
同社ではユニークでカラフルな下着を2001年からネットや百貨店で販売しているが、売れ筋は5分丈という短めのボクサーショーツ「ウルトラマイクロボクサー」だ。小さくてコンパクト、ホールド感があるという評判が、口コミで広がった。カラフルでおしゃれなのも人気の秘密だ。
発売当初、男性下着にはファッション性、デザイン性を持つものが少なかったというが、同社の下着はカラフルなハートや星型をあしらったものや、ピンクやレッドといった明るい色のものが並ぶ。なかには豹柄といったちょっぴり自己主張の強いものまである。でん部に文字やマーク、ポケットのついているものもあり、ちょっと見には下着と思えないくらいだ。
大石社長は、地味なものの多かった男性下着にも「こんな商品があったら面白いな」との思いで制作、販売を始めたそうだ。一番人気の「ウルトラマイクロボクサー」の履き心地について、
「一度履いたらやめられないたしかなフィット感があります。一度試してみてくだされば、その良さがわかると思います」
とアピールしている。