エコバッグ使用者が急増 「高くてもオシャレ」が人気

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レジ袋の有料化やポイント制度導入も

スーパープランニングの「ROO-shopper Grande」は肩掛けも可能
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   環境省は、容器の分別・リサイクルを定めた「容器包装リサイクル法」を06年に改正し、レジ袋の削減を小売店に義務付けた。07年4月から施行している。

   レジ袋を有料化している地域もある。

   08年4月現在では東京都杉並区や、京都市、愛知県名古屋市の28の地方自治体が有料化している。これらの地域では、いずれもエコバッグの持参率は約80%と高い。5月からは新たに19の地方自治体で有料化することが決まっている。

   レジ袋の使用を辞退すると、1枚につき1ポイントを与える「ポイント制度」を導入している店もある。1ポイントは2~5円に換算され、貯まると買い物額から割引してもらえる。

   レジ袋の削減に効果をあげている一方で、店からはこんな声も上がっている。

「辞退者が増えるほど、金銭的負担は大きくなる」

   なかでも深刻なのは、ポイント制を導入していた店が、有料化に移行する場合だ。レジ袋が有料化されると、辞退者が急増し、多数の客にポイントを与えることになる。「有料化した途端に、店の都合でポイント制度を廃止するのは、お客にまかり通るか」と、懸念されている。いまだ有効な策はなく、今後の課題として上がっている。

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