男の子も女の子も「おもちゃのまち」で「おままごと」
「GOKKO SHOP」はこんな感じ。奥にあるレジスターは普段触ることができないので、子どもたちに大人気だという
3階に上がると、教室内がひとつの「街」になっている。そのうちの一つ「おもちゃのまち きいろ」の部屋には「ままごと」のできるユニークな場所が用意されている。一度入った子はなかなか出てこない人気スポットの一つだ。
「GOKKO SHOP」というコーナーには、木でできた野菜や果物、魚や飲み物が置かれている。小さな「ママさん」たちが買い物にやってきて、おもちゃのレジスターでお金(といっても木)のやりとりをする。
買い物が済むと、「GOKKO HOUSE」と呼ばれる畳の部屋へ移動。木でできたコンロや冷蔵庫、ちゃぶ台が備え付けられていて、ワンルームマンションの部屋のようだ。木でできた包丁で食材を切りわけ、料理遊びもできる。
「男の子も女の子も、知っている子も知らない子もみんなで遊びます。見ていて面白いなと思うのは、みんな『魚』は冷凍庫に入れること。冷蔵庫に入れると知っているんですね。必ず入っています。ホラ」
誰かが残していったのだろう、本当に「魚」が入っていた。