ペットも「火葬」して「仏壇」へ 「ダイヤモンド」への変身も

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インテリアにぴったりの「メモリーボックス」

リディーコーポレーションの販売する「メモリアアレカ」
リディーコーポレーションの販売する「メモリアアレカ」

   持ち帰った愛犬や愛猫の遺骨は綺麗な形で保管したい。そう希望する人たちのために、宝石箱のようなペット用ボックスが販売されている。ペット用品販売の「リディーコーポレーション」(東京都世田谷区)が2008年1月から販売しているメモリーボックス「メモリアアレカ」だ。

   いわばペット用の「ミニ仏壇」なのだが、木を基調としたおしゃれなデザインが特徴。幅40cm×奥行き15cmのボックスの中に、遺骨や散歩紐などの形見を入れる。箱を開けると、「わんちゃんの写真」を飾るスペースもある。希少木材の天然木「メープル」「マドローネ」の木目部分を使った豪華なつくりだ。価格は22万8000円~となっている。

   広報担当者は「いままでにないデザインです」とアピールする。この商品を開発したきっかけは、従来の「仏壇」や「位牌」が地味なものが多かったからだ。

「少しさみしい感じがしました。インテリアになるような、自分がほしいと思えるようなものは作れないか、ということでこの商品を作りました」

   遺骨を持ち帰る人は多いものの、それをどうやって保管してよいのか困っていた人も多かったという。これで、保管できる場所ができるわけだ。

「女性や家族での購入が多いようです。リビングに飾られる方が多く、この商品があることで、元気だった頃を思いだすようです。寂しい想いをしなくてすみますよね。ペットロスといった、心のケアにもとても役立っています」
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