憲法は「アメリカ系で絶対不可侵な女神様」
このほか、フィギュア化まではされていないものの、さまざまなモノが「擬人化」の対象になっている。「アンパンマン」などの有名キャラクターはもとより、航空機や硬貨といった形があるもの、OSやプログラム言語など形がないものにいたるまで、ありとあらゆるものが擬人化されている。
権利者の許諾を受けずに勝手にキャラクターを使うのは、法的に問題がありそうだが、法律を逆手にとって「法律」そのものを擬人化してしまったものもある。法律は著作権の保護を受けないと規定されているためだ(著作権法13条)。
各法律の内容を元に、例えば憲法は「アメリカ系で絶対不可侵な女神様」、民法は「喧嘩を仲裁する委員長」などと設定。それぞれの設定にあわせて擬人化した「法律キャラ」がインターネットなどで公開されている。
擬人化の対象は無限だ。新たなキャラを作るのはあなたかもしれない!?