「F1疾走するデザイン」展示風景 (C)Antti Hahl
F1の歴史のなかでデザインが果たしてきた役割を検証する企画展「F1疾走するデザイン」が、東京オペラシティアートギャラリー(東京都新宿区)で開催されている。2008年6月29日まで。
オリンピック、ワールドカップサッカーと並ぶ世界3大スポーツイベントといわれるF1レース。その変遷について、マシンや車両パーツのデザインを通じ、検証をこころみる。2006年にロンドンのデザイン・ミュージアムによって企画された国際巡回展。
F1が初めて開催された1950年から現在にいたる実物のF1カーを展示。F1黎明期を代表する名車クーパーT51をはじめ、60,70年代を競ったブラバム、ロータスのほか、88年に不世出のドライバー、アイルトン・セナに初のタイトルをもたらしたマクラーレン・ホンダMP4/4などを見ることができる。
マシンをパーツごとに分解したものも展示され、映像資料と合わせて、マシン本体の外観からだけではうかがいしれないF1の舞台裏にも迫る。