女優の綾瀬はるかさん(23)と俳優の小出恵介さん(24)が主演する映画「僕の彼女はサイボーグ」の完成発表会見が2008年4月15日、東京都内で開かれた。パワフルなサイボーグ役を演じた綾瀬さんは「人を殴ってみたい」と話して、笑わせた。
新作映画「僕の彼女はサイボーグ」で小出恵介と共演
小出さんを「持ち上げ」て笑顔の綾瀬さん
メガホンをとったのは、日本でもヒットした韓国映画「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」のクァク・ジェヨン監督。
「日本で初めての映画で、嬉しく思っています。今後は、日本の監督と思って見てもらえれば」
とあいさつした。
同作品は、綾瀬さん演じる「サイボーグ」(人間に似せて作られた人造人間)に、小出さん演じる青年が想いを寄せる様子を描いたSFラブストーリー。
作品中は、サイボーグの「大胆さ」や「パワフルな様子」が強調されている。印象に残ったシーンについて、小出さんは
「サイボーグが立って寝ている時、自分が胸を『チラ見』しようとして、サイボーグに気付かれて天井まではたき上げられて床まで落下する、というシーン。ワイヤーは付けてあったんですけど……」
とふり返った。一方、綾瀬さんは
「普段、人を殴ったりする機会がないので、(また)やってみたいです」
と話し、会場をわかせていた。
フォトセッションでは、サイボーグの「力強さ」にちなんで、綾瀬さんが小出さんを持ち上げる様子が再現された。
同作品は、日本を含めて10か国での公開が決定しており、国内では5月31日に全国松竹・東急系の劇場で公開される。