店の人のひと言、ひと言が驚きをもたらしてくれる
写真には「黒く」映る壁。しかし肉眼では「クリーム色」に見える・・・
2階へ行くとダイヤモンドのファセットを思わせる三角形が連続する壁に出会う。三角形のいくつかは商品ディスプレイになっている。見た時の印象では明るいクリーム色で細かなきらめきがあった。
ところが、これは後で写真を見て驚いたのだが、この壁は黒く写るのだ。この仕組みはどうなっているのだろうか。撮っている時にはカメラマンも気づかなかったと言うし、念のため撮影したデジタルカメラの画像もそうだった。帰ってからまで驚かされるとは思いもしなかった。
ここでは極めて高額の商品がいつでも取り出せますよと言わんばかりに展示されている。そして店の人のひと言ずつがいちいち驚きをもたらしてくれる。ブランドにはたくさんの驚きが必要なのだ。
坂井直樹