「知育」にも役立つ!? 「ミスマッチ」な靴下
3枚1セットの「リトルミスマッチ」の靴下。違うデザインでもバランスが取れている
色や柄が違うといっても、実はちゃんとした理論に基づいてデザインされている。色相環をもとに、類似色を集めた「marvelous」や反対色を組み合わせた「kooky」など4シリーズが売られている。
「同じシリーズ同士なら、どれを組み合わせてもバランスが取れるようになっています。もちろん、違うものを合わせても良いですよ。あとはセンスしだいですね」(佐藤社長)
オシャレで楽しいというだけではない。自分で様々な組み合わせを試していくことで、自己表現力や想像力などのセンスが磨かれる。そのため「知育」にも効果があるという見方があるのだ。早稲田大学で「考える力」(Higher Order Thinking Skills)などについて教えるアカデミックスキルズインストラクターの山田善紀さんは語る。
「知育の方法に『色や形を合わせる』というのがあります。知育玩具として売られている積み木などを使うことが多いのですが、玩具だと子どもは1回遊ぶと飽きてしまいます。その点、『リトルミスマッチ』の靴下だと、日常生活の中で飽きることなく、頭を鍛えられます。また、カラーリングが豊かなのもポイントですね」