5年後の「勢力図」は予測不能!?
百度のロビン・リー総裁兼CEOは「日本市場でも、グーグルやヤフーとも互角に戦えるサービスに育てたい」と意気軒昂だ。
そんな報道を見ながらふと思い出したのは、2001年に国内でサービスを開始した「NAVER(ネイバー)」。韓国最大手の検索・ポータルとして、やはり鳴り物入りで上陸してきたが、それから約5年後にはひっそりとサービスを終了した。
今から5年後、百度もネイバーと同じ運命をたどるだろうか。参考までに、今から5年ほど前を振り返ると、グーグルの検索連動広告がこうもブレイクするとは、ほとんど誰も予想できなかった。「検索でカネが儲かるのか」と疑問視する声が大きく、米ヤフーの凋落を予言する人も少なかった。
今から5年後にはグーグルがネット界の「マイクロソフト」になってるかもしれないし、案外、百度がグーグルを買収してたりするかもしれない。
虎古田・純