エニグモは、いらなくなったモノを登録してもらって、無料で貸し借りする携帯サイト「シェアモ(ShareMo)」(http://shmo.jp/)を2008年1月23日にオープンした。不要になったモノを捨てるのではなく、みんなで「シェア」して有効活用しようというコンセプト。同社によると「史上初のソーシャル・シェアリング・サービス」という。
送料負担だけで、なんでも「シェア」できる
エニグモ「シェアモ(ShareMo)」の仕組み
ユーザーは、使わなくなったダイエット器具や英語教材、古着など、捨てるにはもったいないモノをサイトに「出品」する。一方で、そのようなモノを使いたい別のユーザーは送料を負担するだけで、モノを「借りる」(シェアする)ことができる。出品したり、シェアしたりするとユーザーにはポイントが与えられ、一定以上のポイントを集めると欲しいモノを「引き取る」こともできる仕組みになっている。
ユーザーの利用料は無料で、企業の広告料やサンプリング料でサイトを運営していく予定。サイトは携帯用のみ。その点について、エニグモは「気軽に出品してほしいというのと、携帯ならば本人認証的な機能があるため」と説明している。
初年度は10万人の会員獲得を目指す。同社は「いらなくなったモノをシェアしてもらうことで環境問題にも貢献できると考え、サービスをスタートさせた」と話している。