店のヒントは日本の居酒屋から学んだ
パクさんは27才の若きオーナー
だが意外なことに、この韓国式居酒屋のコンセプトは、日本の居酒屋からヒントをもらったのだという。
「韓国では一つの店が一つの分野の料理しか扱わない。でも、日本の居酒屋の『笑笑』や『和民』では、一つの店でいろいろな料理が楽しめる。そのほうが、日本人も入りやすいでしょう」
そう話すパクさんは「日本人が韓国料理をこんなに好きだとは思わなかった」と驚いたという。
「韓流ブームで、日本人が韓国に関心を抱くことは大変にありがたい。『辛くない韓国料理』を提供すると喜んでくれるなど、日本人は韓国料理の幅の広さと細かいディティールに理解を示してくれるから、うれしいですね」
08年2月1日には、トンマッコルの近くに若者向けのバーを新しく開店する予定だ。マッコリ(韓国のニゴリ酒)や焼酎で割ったカクテルやチューハイのようなオリジナルなお酒を提供し、「日韓の若者が集えるコミュニティーの場」にすることを目指す。