否応なしに貯金せざるを得ない!?「貯金爆弾」
「貯金爆弾」の本体の上には導火線が伸びている。価格は約3000円
「人生銀行」シリーズ中で、もっとも過激なキャラクターなのが「貯金爆弾」だ。同社の玩具「黒ひげ危機一発」をモチーフにしたようなこの貯金箱は、貯金をサボると“爆発”する。せっかく貯めた硬貨を吐きだしてしまうのだから、穏やかではない。なお、爆発前には、導火線が点滅したり、警告音などで知らせてくれるそうだ。
ドリームズの「BANCLOCK」も、同じようなコンセプトで、貯金の「強制力」に着目している。こちらは目覚まし時計と貯金箱を組み合わせており、お金を入れないと目覚ましのアラームがとまらない。これでは否応なしに貯金せざるを得ないだろう。
「モダンアート貯金箱」を名乗るちょっと変わり種は、バンプレストの「FACEBANK」。モダンアート作品を多くてがける高田栄一氏がデザインした、アートと「貯金箱」の異色コラボレーションだ。
モダンアート貯金箱の「FACEBANK 」は約2000円。ユーモラスな動きが特徴だ
この貯金箱には猿系の動物のような顔が描かれており、コインの投入口が、ちょうど「口」になっている。そこにコインを差し出すと――口を動かしながらパクパクとおいしそうに食べ、飲みこんでしまう。
ネットのオフィシャル・サイトなどでは、動画でその模様が確認できる。リアルなようでユーモラスさも感じさせる不思議な顔の動きは、一見の価値がある。
波木史郎