サッカー日本代表の岡田武史監督がイタリアの強豪サッカークラブ・ACミランのアンチェロッティ監督に高級シャンパン「ドンペリニオン」を贈っていたことがわかった。J-CASTニュースに対し岡田監督が語った。岡田監督によれば、「ドンペリ」は自ら買ったものではなく、後で5万2000円もする高価なものであることを知ったようで、「しまったなぁ」と思ったらしい。
世界一は岡ちゃんのドンペリのおかげ?
クラブワールドカップで優勝し、喜びを爆発させるACミランの選手たち
ドンペリは「シャンパンの王様」と呼ばれる高級銘柄で、007シリーズのジェームス・ボンドの大好物としても知られている。安いものでも1~2万円、高いものになると10万円を超えることも珍しくない。“ピンドン”の通称で知られるロゼは特に高く、3~4万円なら安く感じられるほどだ。したがってピンドンならば、5万ぐらいしても全然不思議ではない。
岡田監督は2007年12月11日、クラブワールドカップで浦和レッズとの対戦を控えて横浜市内の練習場にいたアンチェロッティ監督を訪問。ACミランのチーム練習の前に「ドンペリ」をお土産として贈った。関係者によれば、アンチェロッティ監督は「ありがとう」と言って、喜んでこれを受け取ったという。
岡田監督はJ-CASTニュースに対し、
「アンチェロッティは喜んでくれたんだけど、ドンペリは高いものだった。2~3万円程度と思っていたんだけど、5万2000円もするものだったと後で知って・・・。それを知って、しまったなぁと思ったんだよね」
と話している。
岡田監督の「大奮発」の激励の効果もあってか、ACミランは2007年12月16日の同大会決勝に勝利し、見事「世界一のクラブチーム」に輝いている。