地元産のラッキョウをピクルス代わりにトッピング
三国特産ラッキョウのトッピングがユニークな「三国バーガー」
日本海の厳しい自然が作り出した名勝・東尋坊で知られる福井県坂井市三国町。06年4月にオープンした三國湊座が販売する自慢の一品は「三国バーガー」だ。
パテには福井産の牛肉と国産の豚肉を使用。バンズには、地元産米から作った「米パン」を使用しているのがユニークだ。さらに、ピクルスの代わりに三国名物のラッキョウをトッピングして、三国らしさを表現している。
このご当地バーガーは、福井県の地域ブランド創造活動推進事業の一環で開発された。その独特な味わいの評判はじわじわと広がり、とうとう東京に"遠征"することになった。
08年1月24日から29日まで京王百貨店新宿店で開かれる福井県の物産・観光展に出店することが決まったのだ。「県外で販売するのは初めて」という画期的な試み。地元での営業は休んで、北陸の小さな港町で育まれた味をアピールする。