佐世保に続け!「ご当地バーガー」 地元食材生かし「独創性」で勝負

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淡路島の卵やタマネキを使った「淡路島バーガー」

フルトッピングの淡路島バーガー。上にのったオニオンリングは淡路島産のタマネギを使っている
フルトッピングの淡路島バーガー。上にのったオニオンリングは淡路島産のタマネギを使っている

   西に目を転じると、「淡路島バーガー」というのもある。07年4月に兵庫県西宮市の西宮東地方卸売市場にオープンした「淡路屋」の看板メニューだ。こちらはその名のとおり、大阪湾をはさんで西宮と向かいあう淡路島の食材をハンバーガーに取り込んだ。

   トッピング用の目玉焼きは淡路産の卵を使い、オニオンリングも淡路のタマネギを使用している。パテの肉は国産牛だが、手に入れば淡路牛をできるだけ使うようにしている。またバンズは、毎朝市内のパン屋で特別に焼いてもらっている「地元産」だ。

「もともと輸入雑貨の卸をやっていて淡路島にも得意先があった関係で、淡路産のおいしいものに出会いました。関西ではブランド力のある淡路島の食材を使って何かできないかと思い、ハンバーガー店を開くことを決めました」

   と越栄基(こしえ・もとい)店長は語る。「肉は直火で焼いているので、油が落ちてアッサリ風味。そのため、チェーン店では食べない年配の人も食べてくれます」。地元の食材を生かした「ご当地バーガー」の評判は上々で、土日は県外からもお客さんがやってくるそうだ。

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