佑ちゃんも投げる!? ブラジルで「早慶戦」が実現
コーヒーと並ぶ、ブラジルの象徴がサッカー。ロナウジーニョやカカを生んだサッカーの本場で、日伯友好カップなどさまざまな交流試合が予定されている。
1月には移民100周年を記念したユースサッカー大会がサンパウロで開かれる。日本からは、正月の全国高校サッカー選手権に山形県代表として出場の羽黒高校が、2年生主体の新チームで参加する予定だ。羽黒高校はブラジルからの留学生が多く、ブラジルとの交流が深い。現地で開催される大会への参加は初めてだが、「どんな相手と対戦するのか、楽しみにしている」という。
スポーツ交流はサッカーだけではない。野球関連のイベントも数多く開催される。サッカーの国ブラジルで野球というのは不思議だが、「オリンピックだと予選で負けてしまいますが、中学生クラスだと世界でもベスト3に入る実力があるのです」(ブラジル野球連盟日本事務局)。
8月には、サンパウロなどブラジルの各都市で「早慶戦」が行われる。この早慶戦の「巡業」は、東京六大学野球がブラジルチームと親善試合を行うなど50年来の付き合いがあったことから実現した。
さらに、8月下旬から9月にかけて、日伯親善の高校野球大会もサンパウロなどで開催される。日本からは夏の甲子園出場組の選抜チームが出場予定だ。