あなたも「個紋」作りませんか? 「自分だけの家紋」が大流行

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カナダ移住の願いを込めて、針葉樹林の「個紋」作る

「KAMONジェネレーター」が作成したウツボカズラの紋
「KAMONジェネレーター」が作成したウツボカズラの紋

   「KAMON」のように"遊び"として楽しむ人がいる一方で、お金を払って自分専用の「個紋」を手に入れる人もいる。有限会社でじまむワーカーズは4年前に個紋作成サービス「うちの個紋」を立ち上げ、個人用の紋を制作してきた。

   デザイナーと相談しながらオーダーメイドするので、完成した紋はどれも個性的だ。名前に「木」がつき「将来カナダへ移住したい」という夢を持つ人は、針葉樹林をテーマにした個紋をオーダーした。飼っている愛猫をモチーフにした人もいる。

   「うちの個紋」の"女将"こと、でじまむワーカーズ代表取締役の寺本哲子さんは

「個人でビジネスや執筆活動をしている方が多いようです。男性と女性の割合が半々なのも、その影響でしょうか。年代も特に決まっていません」

と話す。同社は、個人による情報発信が社会を動かし始めている21世紀の社会では、個人が大勢に認知してもらうための「セルフブランディング」が求められていると分析。そのツールとして家紋に着目したのだという。

   「うちの個紋」の価格は、個人用5万2500円~、法人用10万5000円。この値段ではちょっと高くて手が出しづらい、という人のために、既成の紋を選んでもらうサービス「366日の花個紋」も07年8月から開始した。

   オーダーメイドではないが、選択肢の多さが"自分専用"という印象を与える。こちらは紋をプリントする対象を、水晶印鑑、ワインラベル、シーリングスタンプの3つから選ぶ仕組み。08年春には手ぬぐいと風呂敷も追加される予定だ。

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