パンティやキャミソールとドッキング

腹巻きとキャミソールが一体化した「ハラキャミ」
カラフル腹巻きは数年前から市場で目立つようになり、いまでは「冬の定番アイテム」となりつつある。さらには、単なる腹巻きのワクを超えたユニークな商品まで現れている。
下着通販のピーチ・ジョンは腹巻きとパンティが一体になった「HARAマキパンティ」を発売。ブラックやゼブラなどのシックな柄のほか、雪の結晶やチェリー、ハートなどかわいい柄も用意し、「ハイウエストでおなか&腰まわりを守ります」とアピールしている。
一方、千趣会は、腹巻きとキャミソールが一体になった「ハラキャミ」を07年8月下旬に発売した。従来の腹巻きは「丸まってしまう」「おなかのあたりでゴロゴロする」などの不満の声が多かったため、腹巻きがずり下がらないように「キャミソール型」にして、首の後ろでヒモを結ぶようにした。
「夏はクーラー対策、冬は防寒用として年中使える」(同社)ということで、冬になってもコンスタントに売れているそうだ。

腸の形のドットがユニークな「でる巻き」。実際に着用するときはドット面を内側にする
また下着や洋服などの通販事業を営むセシールでは、「でる巻き」という変わった名前の腹巻を07年5月に売り出した。腸の形に沿って、ゲルマニウムと備長炭のパッドが配置された腹巻きで、おなかがポカポカになるという。
ただ暖かいだけでなく、「着けて寝るだけで翌朝のスッキリをサポート」(同社)というユニークな腹巻きだ。2940円と普通の腹巻きに比べると値段が高いが、「非常に人気のある商品で、主に40~50代の女性が購入してくれている」ということだ。