「女性の起業家が一人で始められる店に」
手書きのメニューボードがかけられた店頭。仕事帰りのOLやサラリーマン向けにハイネケンなどヨーロッパのビールも用意している
今回オープンした「ホールドバゲット四谷三丁目店」は記念すべき1号店。今後は、2つか3つ直営店を増やし、フランチャイズ展開へつなげていく予定だ。
「2008年1月にも募集を始めたい」という駒澤社長。「フランチャイズは加盟金やロイヤリティの高さがネックとなりがちですが、うちでは女性の起業家が一人でも始められるように、加盟金やロイヤリティを低めに設定したり、直営店での研修を充実させたりしてバックアップしていきたい」と言葉に力を込める。
店の内装は赤色を基調とした、温かみのある雰囲気。ヨーロッパの街角にみられる「屋台」をイメージしたという。穏やかな太陽の光がふり注ぐ冬の午後、窓際のテーブルでは5歳ぐらいの女の子とその母親が出来たてのホールドバケットを口に運んでいた。