業務用に匹敵する星の数を実現
日本科学未来館のプラネタリウムに採用されたメガスターIIコスモス
そんな大平氏の名声に注目したセガトイズが共同開発を要請。快諾した大平氏が「ホームスター」の原型となる原板と試作機を制作した。「プラネタリウムをつくりはじめたのは自分の部屋だった。その意味で家庭用プラネタリウムは原点。是非、形にしたかった」とオフィシャル・サイトのインタビューで語っている。
「ホームスター」は「メガスター」と同じ基本原理が採用されている。高精度な星のデータを、特殊な装置によって原板に焼き付け、それをレンズで投影する。ホーム版の原板の星は1万個で、さすがにメガスターとは比較できないが、それでも従来の業務用に匹敵する数だという。