軽量ギターや家具ピアノ 「中高年向け楽器」続々登場

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   ここのところ、楽器関連のユニークな新商品があいついで発売されている。特に目立つのは「若い頃にプレイしていた」あるいは「ゆとりができたから若いころ夢だった楽器を覚えたい」という中高年層をターゲットにしたと思われる商品だ。

   東京では、カラオケではなく自ら歌ってプレイできるフォーク酒場やロック酒場が急増。元“ミュージシャン志望”の中高年サラリーマンで日夜賑わっている。もはや音楽をプレイするのは若者だけではない。楽器の購買層としても中高年層は見逃せない存在になっている。

20%軽量化「ストレスフリー」のエレキベース

ヤマハが発売する軽量ベース「RBX 4A2」
ヤマハが発売する軽量ベース「RBX 4A2」

   たとえばヤマハが2007年10月に発売したエレキベース「RBX 4A2」(希望小売価格7万5600円)は、ボディ構造を見直し従来のものより20%軽量化。エレキベースというとずっしり重くて、立って弾こうものなら肩や腰に負担がかかってしまったものだが、同商品ならそんな心配も不要だ。

   あえて中高年向けとはうたってはいないものの、往年のロッカーなら思わず興味をそそられる商品だろう。今回の軽量エレキベースは、ヤマハが06年に発売した軽量エレキギター「RGX A2」が好評だったのを受けて開発されたもの。エアギターまでとはいわないが、人馬一体ならぬ“人楽器一体”な演奏が楽しめそうだ。

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