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＊第16回JETCUPの優勝者が日本で指名される

【ローマ2024年11月27日ANSA＝共同通信JBN】第16回JETCUP（イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクール）で優勝した山田琢馬氏が、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンにおけるアンバサダーの1人として日本で任命されました。

JETCUPはイタリアワインの最優秀ソムリエを決めるコンクールであり、イタリアワインの卓越性のための日本での主要なイベントです。第16回JETCUP決勝戦は東京・九段下のイタリア文化会館で開催され、業界の重要メンバーが参加しました。

このイベントは、食品・飲料業界や世界におけるメイド・イン・イタリー全体の主要製品としての、そして卓越性の象徴としてのイタリアワインの重要性をたたえるものでした。

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ（Mario Vattani）大使が出席したセレモニーにおいて、株式会社 パレスホテル東京の山田琢馬氏が「JETCUPチャンピオン」の座を獲得し、2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンにおけるアンバサダーの1人になります。

これにより山田氏は、2025年大阪・関西万博の期間中、日本においてイタリア文化の振興に貢献する、文化、建築、デザインの各界から選ばれた日本人の仲間入りを果たしました。この選ばれた日本の人々の背景には、イタリアとの深くて長期にわたる絆があります。

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ大使は「私たちイタリア人にとって、ワインの文化は歴史と伝統に強く結びついています。このような理由から、日本におけるイタリアワイン専門のソムリエのための最も重要なコンクールであるJETCUPは、独自の文化的イニシアチブであることが改めて確認されました。また、2025年のJETCUPが2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンで開催されることを発表できるのは、私の喜びとするところです」と語りました。

同大使は、「Ferrari Trento（フェッラーリ・トレント）が私たちのロゴ入り限定ボトルを万博に提供し、サポートしてくれることで、JETCUPは既に特別なイベントになっています。栄誉あるJETCUPの優勝者であるソムリエの山田琢馬氏は、万博でワイン造りとアグリフード（農業食品）の伝統の素晴らしさを広めるため、イタリアパビリオンのアンバサダーに就任します」と続けました。

同大使は最後に、「日本に向けたイタリアワインの輸出は、既に2024年上半期に6％増を記録し、大きく成長していますが、さらに成長できるはずです。イタリアワインの多様性についてさらに学ぶのは楽しい挑戦です。それと同時に、文化を豊かにし、人生をより楽しくしてくれます」と述べました。

2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催されます。

建築家マリオ・クチネッラ（Mario Cucinella）氏の設計によるイタリアパビリオンは、「Art regenerates life（芸術は生命を再生する）」を表現しています。

ソース： General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka