【ICANN】 ICANN理事会、議長にTripti Sinha氏を再任、副議長にChris Chapman氏を任命


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イスタンブール(トルコ), 2024年11月16日 /PRNewswire/-- インターネットのドメイン名や識別子の割り振りなどの管理を行う非営利法人アイキャン(The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、ICANN)は、理事会の議長にTripti Sinha女史を再任し、副議長にクリス・チャップマン氏を任命した旨の発表を行いました。両者の任命は、2024年11月9日から14日にかけてイスタンブールで開催された第81回理事会の公開会合の後、即時発効となります。

2018年に理事会に加わったTripti Sinha女史は、サイバーインフラとグローバルインターネット政策において輝かしい経歴を有しています。同氏の持つ技術に対する深い専門知識と、グローバルなインターネットニーズに対する戦略的な視点の融合は、引き続きICANNの取り組みを牽引し、安全かつ安定した、全世界でアクセス可能なインターネットの維持に貢献していくでしょう。

Sinha氏は、「私は、ICANNの献身的な理事やコミュニティと手を携え、あらゆる人にとって安全性と信頼性に優れ、世界中で使えるインターネットを維持するため、引き続き議長の任をいただいたことを光栄に存じます。協業と責任の共有に根ざした我々のマルチステークホルダーアプローチは、40年以上にわたり飛躍的な成長を実現してきた世界中で統一されたインターネットを支えてきました。ICANNの使命は、インターネットをオープンかつインクルーシブな状態に保つために不可欠であり、基本原則に基づくものです。この取り組みによって私どもは前に進むことができ、インターネットの包括性と信頼性をさらに高めることができるでしょう」と述べました。 

クリス・チャップマン氏は、2022年10月のICANN理事会理事就任以来、ICANNの使命を強力に推進してきました。同氏は、電気通信およびデジタル政策に関する深い理解と、規制当局や国際機関での豊富な経験を有しており、インターネット政策や利害関係者の関与について貴重な知見を提供しています。特筆すべきこととして、チャップマン氏がICANNの次期社長兼CEOを選出するCEO調査委員会の委員長を務めたことが挙げられます。副議長として、同氏はSinha氏および理事会と緊密に協力し、ICANNの戦略的優先事項を推進し、オープンかつグローバルに接続されたインターネットを支援していくでしょう。

チャップマン氏はまた、「副議長を務めさせていただくことは、大変な名誉であると同時に大きな責任でもあります。ICANNとインターネットコミュニティが今後向き合わなければならない課題や機会に対応するために、理事長、理事会、そして世界中のステークホルダーと協力できることを心待ちにしています」と感謝の意を述べました。

ICANN理事会の議長と副議長の任期は1年です。理事会は、地理的および専門的知識の多様性を加味して選任された20名の投票権を有する委員団で構成されていますが、これはこの組織がインターネットガバナンスにおける世界規模の代表性と技術スキルに配慮していることを示しています。

ICANNについて

ICANNの使命は、安定した、安全で統一されたグローバルインターネットの確保を支援することです。インターネット接続で他の人に連絡するには、お手元のコンピュータやその他のデバイスにアドレス(名前または数字)を入力する必要があります。その場合のアドレスは、コンピュータがお互いを見つけられる場所を認識できるよう、一意でなければなりません。ICANNは、世界中で、この一意の識別子を世界中で調整し、サポートする活動をおこなっています。ICANNは、1998年に非営利公益法人として設立され、世界中から参加するコミュニティを総括しています。

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(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.

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