【The Department of Culture and Tourism of Inner Mongolia Autonomous Region】 内モンゴル自治区の2024-2025年冬季観光シーズン開幕 - 冬のワンダーランドがロマンチックな旅にいざなう

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【フルンブイル(中国)2024年11月15日新華社=共同通信JBN】内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)は11月7日、ヤクシ市で「Song Tour of Inner Mongolia - Joyful Ice and Snow Season(内モンゴル歌謡ツアー - 楽しい氷と雪の季節)」を開催し、2024-2025年冬季観光シーズンを開幕しました。内モンゴル自治区文化観光局(The Department of Culture and Tourism of Inner Mongolia Autonomous Region)が主催する本イベントは、同自治区の華やかな冬の始まりを告げるものです。この北辺の地は、活気に満ちた春、暖かい夏、そして鮮やかな秋を経て、今、銀色の冬のマントをまとっています。細やかな雪片が舞い降り、ユルトの天窓、羊飼いのコート、馬のまつげを覆い、訪れる人をロマンチックな冬の冒険へと誘います。

冬季観光が早くもスタート

内モンゴルの冬は、白一色の風景とは程遠く、活気あるアクティビティーと行き届いたサービスで彩られたキャンバスです。同地域は今後5カ月間、3期に分けて冬季観光プランを発表する予定です。

第1期は、フルンブイル、ヒンガン盟、ウランチャブ市でのアクティビティーを紹介します。第2期は11月20日に始まり、フフホト、赤峰、包頭、オルドスでイベントを開催します。最終期は12月1日に始まり、通遼、シリンゴル盟、バヤンノール、烏海、アルシャー盟が網羅されます。

東西に広がる冬のワンダーランド

フルンブイルでは、「Phoenix Mountain Wilderness Crossing(鳳凰山荒野横断)」や「Ice and Snow Journey - Phoenix Adventure(氷雪の旅 - 鳳凰の冒険)」などスリル満点の体験ができます。訪れる人は「Aoluguya Migration(アオルグヤ移民)」のパフォーマンスでトナカイ遊牧民の秘密を解き明かしたり、ユニークな「Forest Fairytale Wedding(森のおとぎ話の結婚式)」を楽しんだりできます。より静かな体験をしたい方は、雪に覆われた森にたたずむ居心地の良い山小屋が、自然に抱かれた静かな隠れ家になってくれます。

ヒンガン盟は、毎日催されるウランムキル公演や氷雪祭り、温泉浴、新年の祝賀、伝統的なSnow Nadam(氷雪ナーダム)など、冬のアクティビティーが盛りだくさんです。さらに、列車コンサート、おとぎ話をテーマにしたイベント、熱気あふれる雪合戦なども楽しめます。呼び物は、マイナス40℃の川下りの後に温泉プールに漬かるという70℃もの極端な温度変化体験で、特に温暖な地域から訪れた人々の興味をそそること間違いなしです。

ウランチャブ市は、「An Invitation to Ice and Snow from Inner Mongolia - Step West to Ski(内モンゴルから氷雪への招待 - 西に足を伸ばしてスキーを)」をテーマに、冬の魅力を発信しています。ウランハダ火山の主要噴火地点と7つの景勝ルートを中心に、100日間にわたって100のイベントが開催され、訪れる人々の期待を高めます。スリルを求めるスキーヤーにも、写真や料理、文化体験の愛好家にも、ウランチャブは忘れられない思い出を約束します。

一方、フフホト市は、民俗伝統と現代的娯楽が鮮やかに融合した「内モンゴル歌謡ツアー - 緑の街で氷雪の喜びを」フェスティバルを開催します。この地域挙げての冬季イベントは、地元の人にも観光客にも季節の魅力や新年の伝統を味わっていただけます。赤峰市は、スキー、セルフドライブアドベンチャー、果物狩り、新年の風習などを特色とする8つのプレミアム観光ルートを用意し、訪れる人々を冬のワンダーランドにいざないます。包頭市の文化プログラムには、「Admiring the Yellow River's Wonders - Watching Baotou's Drift Ice(黄河の驚異を堪能 - 包頭の流氷ウオッチング)」、大晦日コンサート、川辺の村の祝祭などがあり、黄河文化と冬の祭典をシームレスに融合させています。オルドスは、「Warm City Snow Village(温暖な街の雪の村)」と「Warm City Ice and Snow Nightlife(温暖な街の氷雪ナイトライフ)」という2つのエキサイティングな新プロジェクトを導入し、訪れる人々にさまざまな冬のエンターテインメントを提供します。

12月に入ると、通遼やシリンゴルをはじめ内モンゴル各地の市や盟が独自の氷雪アクティビティーを展開して、東から西までこの地域の多様な冬景色を紹介します。

公道に響くメロディー

内モンゴルは今年、風光明媚な「Most Beautiful 331(最も美しい331号)」国境高速道路や、ヒンガンを通る冒険的で「Thrilling Ice and Snow Crossing(スリリングな氷雪横断)」セルフドライブツアーなど、25のユニークな冬季観光ルートを開設、多様な体験を求めるドライブ旅行ファンのニーズに応えています。

この地域の冬の美しさは、広大なフルンブイル草原から雪に覆われたヒンガン大森林、謎めいたアルシャン天池から歴史あるウランブトン戦場まで、多岐にわたります。どの訪問先も、手つかずの冬景色の中で宝石のように輝き、雪片のすがすがしい感触、雪の積もった枝の優しい音、馬や牧童たちとの出会い、穏やかな思索のひとときを訪れた人々にお届けします。

雪景色のかなたに、内モンゴルのメロディーが響き渡ります。「内モンゴル歌謡ツアー」はこの冬の季節の中心を形成して「Hulunbuir Grassland Silver Winter Song King Competition(フルンブイル草原銀冬歌謡王コンテスト)」などのイベントが音楽と冬風景を融合してユニークなサウンドトラックを生み出します。音楽ツアーを加えることで、内モンゴルの冬季観光のイメージは豊かで活気に満ちたものになるでしょう。

ソース: The Department of Culture and Tourism of Inner Mongolia Autonomous Region

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