写真がもたらす幸福「一生モノのフレーム店 in 周南市」開催!写真文化の発展を目指す新たな試み
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、山口県周南市と共同で、写真の価値を再認識するイベント「写真幸福論 一生モノのフレーム店 in 周南市」を2月15日から開催している。
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スマホ時代における写真の価値を再考
写真を一生モノとして大切に残すことの意義を伝え、街全体で写真文化の発展を目指す本イベント。富士フイルムイメージングシステムズの岡本純プリント・ソリューション事業部長は、イベントの主旨について、デジタル化が進み、スマホ内に保存される写真が増える一方で、大切な一枚が埋もれてしまう現状がある。今回のイベントでは、写真をプリントし、フレームに収めることで、その価値を再認識してもらいたいと語った。
また、周南市とのコラボレーションについても触れ、「この蔦屋書店をはじめ、商店街や市役所などに過去、現在そして未来に繋がるといったような展示をします。1 枚の写真の価値をしっかり皆さんに共感いただけるように、この活動を拡げて行きたい」と展望を語った。
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周南市の藤井律子市長は「地元の写真家である林忠彦氏の功績を継承するため、平成3年に林忠彦賞を創設し、これまで 30 年以上にわたり、本市の写真文化の振興と次世代の写真家の発掘に取り組んでまいりました」と説明。
さらに、市長自身もフレームフィッティング体験に参加。34年前の家族写真を持参し、「夫におんぶされ甘えている当時小学校 1 年生の長女を、年中さんだった次女が茶化している写真です。一見どこにでもある写真のように見えますが、自分にとってはとても貴重な写真」と語り、写真の持つ力を再認識。
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発表会後、徳山駅を起点に市内5カ所の展示会場を巡るツアーが実施された。銀座中央街では、シャッターをギャラリーとして活用し、街の歴史を振り返る写真を展示。
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市役所にはフォトスポットが設けられ、歴代の林忠彦賞受賞作品が並ぶ。また、カフェやバーでは、写真をテーマにしたコラボメニューが提供され、写真とともに食や交流を楽しめる空間が作られている。
今回の「一生モノのフレーム店 in 周南市」は、写真展示にとどまらず、地域全体で写真の価値を共有し、市民一人ひとりの幸福度を高めるユニークな試みとなっている。