今しか見られない!幸運を呼ぶ皇室の秘宝が集結「瑞祥のかたち」皇居三の丸尚蔵館

こんにちは、キャスターの井上綾夏です。
東京の真ん中、皇居東御苑にある皇居三の丸尚蔵館で行われている展覧会、『瑞祥のかたち』をご紹介します。


普段はなかなか意識しない皇居エリアですが… 実はそこで、かの有名な、伊藤若冲や横山大観など、日本美術史を代表する名品の数々に出会えるようなんです。
今回は、”YOSAKOIソーラン歴15年”の、小野寺キャスターが現地取材をしてきましたのでご覧ください。

小野寺キャスター)
こんにちは、北海道出身、YOSAKOIソーランが大好きなキャスターの小野寺花南です
ここ、皇居三の丸尚蔵館へは大手町駅から徒歩5分ほど。大手門をくぐって100メートル進むと見えてきます

小野寺キャスター)
今回の展覧会『瑞祥のかたち』では、新年を祝う縁起の良いモチーフにちなんだ作品がたくさんあるそうなんです。
皇室ゆかりの美術品を通して、“おめでたい”日本の美を体感できるとのことで、とても楽しみです! 運気もあげたいと思います!

小野寺キャスター)
本日、案内していただくのは、皇居三の丸尚蔵館研究員の五味聖さんです。よろしくお願いします!

研究員
「よろしくお願いします。」

小野寺キャスター)
早速ですが、こちらの《宝船「長崎丸」》、すごく細かくて、きれいですね。
《宝船「長崎丸」》 江崎栄造 大正5年(1916)

研究員
「こちらは大正5年 1916年に長崎県から大正天皇に贈られた宝船です。当時の長崎県の物産品が載せられているんですけれども。帆や網まですべて鼈甲細工作られています。」

小野寺キャスター)
本当に細かいですね!動きだしそうなリアルな感じがあります。
見ているだけで縁起が良くなりそうですね!

小野寺キャスター)
神社の入口にいるような二頭ですね こちらは?

研究員
「こちらは秩父宮家の邸宅の玄関に飾られていた唐獅子の置き物です。陶彫と呼ばれる焼き物で作られています。唐獅子というのは元はライオンの形が唐獅子になったわけなんですけれども、当時は実際にライオンを見ることができた時代ですので、かなりリアルに作られています。」
《陶彫唐獅子》沼田一雅 昭和3年(1928) 

小野寺キャスター)
確かに、たてがみの表現や顔つきが印象的で“動き出しそう”な感じがありますね。

小野寺キャスター)
こちらの作品は、鳳凰ですかね?

研究員
「こちらは江戸時代の絵師 伊藤若冲が描いた国宝「動植綵絵」のうちの「老松白鳳図」という作品です。」
国宝《動植綵絵 老松白鳳図》 伊藤若冲 江戸時代/明和3年(1766)頃

小野寺キャスター)
国宝ですか!

研究員
「動植綵絵は30幅あるんですけれでも、こちらは松の上に止まって羽根を広げる白い鳳凰を描いています。鳳凰は良いことが起こる兆しを知らせる想像上の鳥です。」

小野寺キャスター)
なるほど、白い鳳凰の羽根の微妙な色の濃淡まで感じられますね。すごく迫力があります。まさに国宝にふさわしい完成度の高い作品ですね。

小野寺キャスター)
こちらが、横山大観の作品ですね?

研究員
「日出処日本という作品です。横山大観はその生涯で1500点以上の富士山を描いたと言われておりますが、この作品はその中でも最大級の大きさです。」
《日出処日本》 横山大観 昭和15年(1940)

小野寺キャスター)
すごい……!真っ赤な太陽と富士の組み合わせがなにか神々しいですね。そこのベンチに掛けてゆっくり眺めて見るのもいいですね。見入ってしまいます

研究員
「このような、めでたづくしの展示室でぜひ名品の数々を楽しんでいただければと思います。夜間開館も実施しておりますので、仕事の後にお立ち寄りいただけるかと思います。」

小野寺キャスター)
パワースポットではないですが、宝船や瑞獣の数々を見ているうちに、不思議と”運気”が上がっていく感じがしました。みなさんもぜひ“瑞祥のかたち”を体験してみてはいかがでしょうか 

小野寺キャスターのリポート、楽しそうでしたね。
3月2日まで開催している『瑞祥のかたち』ですが、金曜・土曜日は夜8時まで開館しています。(2月28日(金)を除く)仕事帰りにも立ち寄りやすいですね。


新しい年を彩るめでたい作品の数々、ぜひ皆さんも、”開運”の瞬間を体感してみてはいかがでしょうか。

配信会社から提供を受けたコンテンツやプレスリリースを原文のまま掲載しており、J-CASTニュースが制作した記事ではありません。お問い合わせは配信会社・プレスリリースの配信元にお願いいたします。