またまた『プールの水・約28時間出しっ放し』 市立小学校教頭止め忘れ! 「約50万円」の損害発生…
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2025/01/30 07:30 提供元:BIZNEWS365
川崎市教育委員会は29日、市立大島小学校で、教頭がプールの水を止め忘れる事故が発生したと公表。
消防用水のために…
市教委によると、昨年12月6日正午ごろ、教頭が災害時に使用する消防用水のために、プールで注水を開始。
その後、教頭は遠足の付き添いに出かけた。
なお、プールが満水になるまで、約10時間かかることを教頭は認知。
約28時間出しっ放し
しかし、学校に戻った教頭はプールの止水をせず、6日午後7時45分ごろ退勤した。
プールに注水していることを、すっかり忘れていたという。
また、他の教諭にも注水していることを伝えていなかった。
翌日の7日(土)、サッカーチームの保護者が学校にやってきた際に、プールの水があふれていることを発見。
学校に連絡し、教務主任から依頼を受けた保護者が、午後4時半ごろ水を止めた。
今回は損害賠償請求行わず
流失してしまった水量は、小学校のプール約1.7杯分で、損害額は50万9,478円。
川崎市の小学校では一昨年も、6日間プールの水を出しっ放しにしたため、190万円の損害が発生した。
当時は、その半額を教諭と校長に弁済させたことから、批判も多く上がった。
今回、市教委は教頭の過失と校長の指示不足が、事故原因と判断したが、損害賠償請求は行わない。
教育長が謝罪
川崎市の小田嶋教育長は「この度の市立小学校のプールにおける水の流出事故により、市に損害を与えてしまったことに対しまして、深くおわび申し上げます」と謝罪した。
今後は、自動止水装置のない学校プールについて、止水装置の整備を検討・実施する。
また学校の水泳授業に、民間活力のさらなる利用を検討していく方針。
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