外山滋比古さん
2020/08/06 18:44
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外山滋比古さん死去、96歳 ひとつのPOPが『思考の整理学』をベストセラーに
英文学者で評論家、エッセイストとしても活躍したお茶の水大学名誉教授の外山滋比古さんが2020年7月30日、亡くなった。96歳だった。
200万部を超えたロングセラー『思考の整理学』(筑摩書房)で知られ、言語や教育、知的な生き方などについて100数十冊の著書を残した。新書や文庫が多く、出版界から引っ張りだこの人気著者だった。
「東大・京大で一番読まれた本」
1923年、愛知県西尾市に生まれる。東京高等師範学校英語科、東京文理科大(現筑波大学)文学部英文学科卒。雑誌「英語青年」編集長を12年間務め、「英語文学世界」「月刊ことば」の編集にも関わった。