中曽根康弘さん

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死去の中曽根康弘氏、101年の生涯 青年将校から風見鶏、大勲位、そして「暮れてなお命の限り蝉しぐれ」の心境へ

   5年にわたって長期政権を維持し、国鉄民営化、行政改革などで実績を残した中曽根康弘元首相が、亡くなった。101歳だった。2019年11月29日、NHK、共同通信などが報じた。

   若いころは「青年将校」、小派閥で苦労していたころは「政界の風見鶏」、現役政治家として頂点を極めた後は「大勲位」と呼ばれた。衆議院議員を20期務め、85歳で政界を引退したが、その後も「憲法改正」などでマスコミに登場することが多く、保守政界の最長老。戦後政治史の生き字引的存在で、生涯現役に近かった。

リクルート事件で「自民党離党」も経験

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