下村脩さん

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2008年にノーベル化学賞 下村脩さん死去

   2008年にノーベル化学賞を受賞した海洋生物学者の下村脩(しもむら・おさむ)さんが、18年10月19日朝、老衰のため90歳で死去した。各メディアが21日、報じた。

   京都府生まれ。渡米中の1960年代に緑色蛍光タンパク質(GFP)をクラゲから発見し、論文を発表。90年代になると、別の研究者がGFPを作り出す遺伝子を調べたい細胞の遺伝子に組み込み光らせる手法を開発し、GFPは生命科学の研究に不可欠なものとなった。

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