犬飼兵衛さん

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朝日新聞阪神支局襲撃事件で重傷 犬養記者死去、73歳

   いわゆる「赤報隊」による朝日新聞襲撃事件で重傷を負った元朝日新聞記者の犬飼兵衛(いぬかい・ひょうえ)さんが2018年1月16日、急性心臓死の疑いで香川県内の病院で死去していたことがわかった。73歳だった。朝日新聞が19日、報じた。

   犬養さんは1987年5月3日夜、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局で、いっしょに勤務していた小尻知博(こじりともひろ)記者(当時29)とともに、目出し帽をかぶって侵入してきた男に至近距離から散弾銃で撃たれ、200個以上の散弾粒を浴び、右手の小指と薬指を失った。小尻記者は4日未明に死亡した。

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