チャールズ・ジェンキンスさん
2017/12/12 13:18
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「仙台ジェンキンス」騒動思い出す人も... ライブドアの球団名候補にもなった拉致被害者夫
北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんの夫で、元米軍軍人のチャールズ・ジェンキンスさんが2017年12月11日、亡くなった。NHKなど各メディアが報じている。77歳。
曽我さん帰国後の2004年に来日し、以後は曽我さんの故郷でもある新潟県佐渡市で暮らしていた。その来日は大きなニュースになり、本人のあずかり知らぬところで、プロ野球チームの名前の候補に挙げられるという珍騒動もあった。
2004年に来日、大きな話題に
米陸軍軍曹として韓国に駐留していた1965年に脱走、以後39年にわたり北朝鮮で生活した。その間、日本から拉致された曽我さんと結婚、2人の娘をもうけた。曽我さんが2002年、日朝首脳会談を経て帰国を果たすと、ジェンキンスさんも04年7月に娘たちとともに来日、日本人以外の拉致被害者の存在を証言するなど、「拉致が国際的な問題となる1つのきっかけ」(NHK)を作ったと評価されている。日本では曽我さんとともに暮らし、地元の観光施設などで働いていたが、報道によれば11日に体調が急変したという。