蜷川幸雄さん

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酸素チューブつけながら「鬼の稽古」 蜷川幸雄さんへの「追悼メッセージ」「思い出吐露」相次ぐ

   世界的に知られる演出家、蜷川幸雄さんが2016年5月12日午後、都内の病院で亡くなった。80歳だった。

   「NINAGAWA・マクベス」など多数の作品を手がけ、海外でも高い評価を得ていた。

「稽古が始まると、いつもと同じでガンガンやっていた」

   蜷川さんは埼玉県出身。開成高校を卒業した1955年に「劇団青俳」に入団し、俳優として活躍した。小劇場運動が盛り上がりをみせていた68年、故・蟹江敬三さんや、のちの妻である真山知子さんらとともに「現代人劇場」を創立。69年の「真情あふるる軽薄さ」で演出家デビューを果たした。

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