永六輔さん
2016/07/11 16:04
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永六輔さん、83歳で「大往生」 「上を向いて歩こう」作詞
「上を向いて歩こう」などのヒット曲の作詞を手掛けたほか、ラジオのパーソナリティ、エッセイストなど多方面で活躍した永六輔さんが2016年7月7日に死去していたことが11日、分かった。83歳だった。読売新聞など各紙が報じた。
東京・浅草のお寺の息子として生まれ、早稲田大学を中退。在学中からラジオ番組に投稿するなどし、テレビ草創期から様々な番組の企画・演出で放送界に深くかかわった。
中村八大さんと組んでヒット曲を連発、「気骨の放送人」
60年代にはNHKで放送された人気バラエティ「夢であいましょう」の脚本を担当した。さらには自らテレビやラジオに出演、独特の早口の語りで人気を博した。特に67年から2013年まで続いた「永六輔の誰かとどこかで」はラジオ界きっての長寿番組として知られた。