井上竜夫さん
2016/10/07 17:23
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「おじゃましまんにゃわ」井上竜夫さん逝く ファン「ホンマに三途の川渡って...」
吉本新喜劇のベテラン俳優・井上竜夫さん(本名・井上龍男=いのうえ・たつお)が2016年10月5日午前4時20分、高度肺気腫のため兵庫県西宮市内の病院で亡くなった。74歳だった。7日昼、各紙が報じた。
「竜じい」の愛称で親しまれ、「おじゃましまんにゃわ」の持ちギャグで関西の「お茶の間」に浸透していた。ツイッターでは「今までありがとう、お疲れ様でした」「竜ジィ、沢山の笑いを有り難う御座いました」という哀悼のメッセージが寄せられている。
吉本新喜劇のベテラン、74歳
1941年11月8日、兵庫県尼崎市の生まれ。1963年に吉本新喜劇に入団し、主に老け役で出演した。和服を着て、背中の曲がった老人を演じる一方、「ヤクザ」のボディーガードを従える悪役で笑いを誘うことも。舞台登場時に持ちギャグの「おじゃましまんにゃわ」を繰り出し、舞台上の俳優全員は尻餅をつく、というのが定番の落ちだった。