栗本薫さん
2013/11/04 13:00
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作者死去で未完の「世界最長」小説 「グイン・サーガ」に続編登場
一作家による小説としては「世界最長」とされる「グイン・サーガ」(栗本薫著、早川書房)本編が、2人の後輩作家によって引き継がれる。著者の栗本薫さんが2009年に亡くなり、未完のままになっていた。「続きが読みたかった」とファンも多かったという。
続編が出ることが報じられるとネットでは、「グイン・サーガの続編が出る!! よかった!うれしい!たのしみ!」といったツイートが出た。
「失われた時を求めて」より長い
豹の頭を持つ戦士・グインが主人公のファンタジー小説だ。中世ヨーロッパに似た架空の世界が舞台で、パロ、ケイロニア、ゴーラという3国が争う。1000人以上の人物が登場し、さまざまな人間模様が描かれる壮大な物語となっている。