丸谷才一さん

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丸谷才一さん心不全で死去 87歳

   日本の文学界で幅広く活躍した丸谷才一さん(本名・根村才一)が2012年10月13日に心不全で東京都内の病院で死去した。10年に胆管がんが見つかり、最近では心臓病の手術を受けていた。87歳だった。

   丸谷さんは山形県鶴岡市出身で、東大英文科卒業後は高校、大学で教鞭を取った。そのかたわら、翻訳、小説、評論など幅広い執筆活動を行い、1968年には「年の残リ」で芥川賞を受賞。85年には「忠臣蔵とは何か」で野間文芸賞を受賞するなど多数の代表作があり、10年には日本芸術院会員、11年には文化勲章を受章した。

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