南田洋子さん

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南田洋子が死去 「さよならも言わず…」

テレビウォッチ>きのうの今日だった。長門裕之(75)はおととい(10月20日)夜、妻南田洋子さん(76)の入院とその後の容態について初めて会見したのだったが、そのわずか13時間後、きのう10時56分、洋子さんは逝った。

   「愛しい、大好きな、すてきな女房が、さよならも言わずに永眠いたしました」と長門はきりだした。明治座での公演が終わったあとの19時。

「午前の公演が終わった後、さりげなく風のように耳に入ってきました。あ、逝ったのかと……今日なのかい? この日なの? と向こうへ行ったら聞いてみますよ」

   長い長い物語だ。1956年、映画「太陽の季節」での共演のとき、出演料はすでにスターだった南田は170万円、対してかけだしの長門は17万円だった。その後61年に結婚して、48年だった。

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