学情は2025年3月31日、20代後半~30代の仕事観や働く意識をひも解くために、「転職活動における企業理解」についてアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
面接・選考過程で志望度が上がる情報 「未経験でもやっていけるか」54.3%
転職活動において20代後半~30代は、企業理解を深めるためにどのような情報を得たいと考えているのか聞いた今回の調査。まず「企業とカジュアル面談の機会があったら、参加してみたいと思うか」聞くと、48.2%が「参加してみたいと思う」、32.2%が「どちらかというと参加してみたいと思う」となり、8割以上がカジュアル面談の参加を希望している傾向だった。
また、「面接・選考過程で、知りたい情報を得るために活用したいもの」を聞くと、「カジュアルな面談・座談会」が68.2%で最多に。次いで、「職場見学」52.2%、「会社の雰囲気が分かる動画やコラムなどの資料」40.8%が続いた。
「面接・選考過程で、どのような情報が得られると志望度が上がるか」の質問では、最多は「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」が54.3%。次いで、「実際の残業時間・休日のとりやすさ」52.2%、「募集背景・入社後に求められていることについて」47.3%が続いた。調査元は「『入社後、自分がどのように活躍できそうか』や『どういった能力が活かせそうか』を知りたいという意向がうかがえます」としている。
調査は2025年1月27日~2025年2月16日に行われ、20代後半~30代社会人(30代向け転職サービス「Re就活30」のサイト来訪者)に聞いた。有効回答数は245件。