「なんとなく不調」は気象のせい? 「気圧の変化」「季節の変わり目」「急激な温度変化」に原因感じる...ツムラ調査

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   ツムラは2025年1月15日、20代~60代の男女3000人を対象に行った、第5回「なんとなく不調に関する実態調査」の結果を発表した。

   調査によると、「なんとなく不調」を感じた人は78.3%。男性(73.9%)よりも女性(82.8%)に多かった。

   また、64.5%の人が、気象の変化が「なんとなく不調」に「影響する」と回答。なかでも20代女性は、81.0%と突出して多かった。「気圧の変化(特に低気圧時)」、「季節の変わり目」、「急激な温度変化」には注意したい。

「なんとなく不調」の症状...トップ3「疲れ・だるさ」「目の疲れ」「頭痛」

   「なんとなく不調」について、ツムラは「自覚しながらも我慢しがちな症状や、調子が悪いものの病名の診断がつかない症状の総称」と定義した。2021年から「なんとなく不調」の調査を続けており、今回が5回目だ。

   調査では、2024年を振り返って、日常生活で心身になんとなく調子が悪いと感じることがあったか質問した。すると、「非常によくある」18.8%、「時々ある」30.9%、「たまにある」28.6%。以上の合計78.3%の人が「なんとなく不調」を感じていた。なお、第1回調査と比較すると、11.2ポイントの上昇だ。また、男性は73.9%、女性は82.8%となった。

ツムラ作成
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   「なんとなく不調」を経験した2349人には、1か月間に感じた日数を聞くと、平均11.2日となった。男性は平均10.3日、女性は平均12.0日。具体的な症状では、1位は同率で「疲れ・だるさ」(52.6%)と「目の疲れ」(52.6%)で、それに続く3位が「頭痛」(49.9%)だった。

ツムラ作成
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   「なんとなく不調」を経験した2349人に、その症状にどう対処したか聞くと、最多は「対処はしていない」42.2%。次いで「運動、食事などの生活習慣を改善するよう心掛ける」33.5%、「病院を受診する・医師の診察を受ける」21.2%、「ドラッグストア等で市販薬を購入、服用する」19.8%の順になっている。

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